先日、スモールドラゴンボート選手権大会が終了しました。
7月の天神大会で、関西龍舟の長い歴史の中でも大敗を喫し、私は「このまま今年度は終われない、スモールでは!」と意気込み、天神後もドラゴンの優先順位を上げて練習に取り組んでいました。
そして迎えた大会当日、予選は5組ある中で関西龍舟はバーバリアンズが1組目、シンバが5組目で、予選リザーブの私は陸から見ていました。
今年のスモールは、東ドラが2艇、すいすいが2艇、琵琶ドラが2艇、沖縄の漕遊人に静岡のUmihi、海外チームに関ドラから2艇とハイレベルの大会で、他チームの予選の漕ぎを見ていても「力強い漕ぎをしているなぁ」という印象でした。一方でシンバの漕ぎを見たとき、舟が全然進んでいないことに愕然としました。タイムも全体10位というタイムで非常に厳しい戦いであると痛感しました。
決勝に行くことも危うい状況で勝負どころの準決勝、自分がチームを引っ張るんだと意気込みスタートしたところ、スタートして間もなく、私の後ろで漕いでいた駿斗の気合の入った声が舟に響きました。それに続き、他のメンバーもどんどん声を出して、後半弱い関ドラが失速しないようみんなで鼓舞し合ってました。普段舟の上で発言することすらない駿斗がレースで、しかも叫んでることに衝撃を受けたのと同時に正直めちゃくちゃ嬉しかったです。そのおかげもあってシンバは何とか決勝に、バーバリはB決勝に進みました。
先に行われたB決勝、ゴール付近で見ているとラスト数十メートルでバーバリの舟が伸び、接戦を制した姿がカッコ良く、シンバも続かなければと力が入りました。
決勝、スタート少し失敗しながらも思いっきり漕ぎましたが、右前方に舟を感じ、出られていることわかりました。ゴールした時、漕遊人、東ドラ、すいすいが先にゴールしたことがわかり、結果は4位でした。
チームの層が薄い今、20人で勝てなくても10人ならと思い臨んでいた分、負けたことが純粋に悔しかった。予選、準決、決勝といずれのビデオを見ても、私個人もチームとしても全然漕げておらず、優勝した漕遊人と力の差を感じました。
天神が終わって、チームで話し合い、誰もが「ここがターニングポイントで関ドラは変わらないといけない」と認識していたにも関わらず、この2ヵ月変化が見られた人は少ない。
今日本一が遠い遠いところにある中、本気で日本一を目指すなら、全員が意識と行動を変えなくてはいけない。全員が変わるくらいでないと日本一には届かない、と思うのと同時に皆が本気になったら日本一に届くとも思っています。
誰かがやってくれるんじゃない、自分がチームを変えていく。そんな意気込みをもって皆が取り組んだら最強のチームになる。
もう負けるのは嫌、後悔するのも嫌、来年の天神でスタートラインに立った時、「ここまでやったから絶対優勝できる」って言いきれるようになっていたい。
そのためにも明日は大事な人事総会。
みんなで頑張っていきましょう!
酒井
バーバリアンズ
雄たけびの駿斗
打ち上げの様子
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